秋田屋本店では、1887年の養蜂部創設以来、
ミツバチを通じて自然環境との関わりを考え、取り組んでまいりました。
はちみつ、ローヤルゼリー、プロポリスなどの人間に有益なミツバチの産物は
豊かな自然環境なくしては得られません。
また、ミツバチは、はちみつを生みだすだけでなく
植物の受粉を手助けして自然環境に役立っており、
「世界の食料の9割をまかなう100種類の作物のうち、
70種以上はミツバチが受粉を媒介している」
という報告(2011年国連環境計画・UNEPの報告書)もされています。
「ミツバチが健やかでいられる環境は、人にも良い環境」です。
今後もミツバチと寄り添いながら事業を通じて
「持続可能な社会の実現」に貢献していきます。
SDGsとは?
「持続可能な開発目標/Sustainable Development Goals」の略称で、2030年までの達成を目指し、17の目標と169のターゲットが掲げられています。持続可能な社会を実現するために、全ての国家、政府、企業、個人が広く協力し、貧困・教育・保健・雇用など社会的な側面と同時に、気候変動・環境保護などの問題に取り組んでいます。(参考:2030アジェンダー | 国際連合広報センター)

養蜂×SDGs

ミツバチは、はちみつを作るだけでなく、植物の受粉を手助けし自然環境に役立っています。
「ミツバチがいなくなったら4年後には人類が滅びる」。これは20世紀最高の理論物理学者と称されるアインシュタインが残したとされる言葉です。私たちが毎日食べている野菜や果物の多くはミツバチの受粉の手助けによって実っています。また、ミツバチの働きによって生まれた植物が、光合成によって二酸化炭素(CO2)を酸素(O2)に変えることで、CO2からO2を生み出します。これは地球温暖化の防止に繋がる「積極的SDGs」です。「養蜂への取り組み=持続可能な自然環境への貢献」につながっています。
また、養蜂を行う上で、自然環境の持続性が絶対条件であることはもちろん、蜂や巣礎・巣箱を養蜂家の皆様に販売し、そこで採取された生産物を私たちが購入し、蜂産品として全国に販売。同時に使われてきたミツバチの巣を当社で買い取り、ミツロウを溶かして固め、リサイクルして巣礎を作るというスタイルの継続がその証です。最近ではその巣礎から当社オリジナルの製品も製造しています。無駄なところはほとんどなく、商品のトレーサビリティは常に明解です。

企業養蜂事業の推進


ミツバチによる環境学習
「養蜂」の環境活動としての有意性をあらゆる機会を通じて発信し、ミツバチを教材にした地球温暖化防止などの環境学習を企画、参画をしていきます。
「みどり」の創出
蜜源植物(ミツバチが蜜を採るのに適した植物)を増殖するため、植樹などに積極的に取り組みます。蜜源植物は花を付け、 落葉もするため、生物多様性の維持に貢献します。

食品・医薬品
製造×SDGs
製造×SDGs

安心安全の製品提供
洞戸工場(秋田屋フーズ)では2007年に岐阜県内で初めて、総合衛生管理製造過程(HACCP)の承認を取得、現在では洞戸工場、薬師工場(ゼリー飲料の製造)において、国際規格をベースにしたFSSC22000(食品安全マネジメントシステム認証)を取得。危害を事前に予測・分析した食の防御(フードディフェンス)による製造を実施し、消費者の皆さまに安全な食品を提供します。
省資源・廃棄抑制


全工場において、LED照明への切り替えから最新のシステム技術までを取り入れ、省資源・省力化の目標に向けて運用を進めます。
工場内の作業で電動フォークリフトを使用し、二酸化炭素の排出、騒音の低減に努めます。
主に産業廃棄物のうち、マテリアルリサイクルが困難な古紙及びプラスチック類を原料とした高品位の固形燃料